常盤平幼稚園

̈

C[W

月別アーカイブ: 2022年11月

これはのみのぴこ

2022年11月21日

さて次は9月の初め、5歳のクラス、うみぐみさんのとしょかんの一冊です。

これはのみのぴこ

korehanominopiko

谷川俊太郎 作 和田誠 絵
1979年(株)サンリード出版

<これはのみのぴこ>で始り、
<これはのみのぴこのすんでいるねこのごえもん><これはのみのぴこのすんでいるねこのごえもんのしっぽふんずけたあきらくん>と続くつみかさねうたです。

ことばは勿論、そのことばを受けて描かれるイラストが絶妙で何ともユーモラス。
積み重ねですから、だんだん文章が長くなっていくのですが、一気に読むことがコツ。
そして文章が長くなるにつれて速度を早めると、聞いている方たちがとても楽しみます。
この秋うみぐみのとしょかんで3回続けてリクエストされ、
毎回何人かの子どもたちがお腹を抱えころげ回る程です。
一度出会ってみて下さい。

ぶたのたね

2022年11月21日

10月のはじめ、4歳のクラス、うめぐみさんのとしょかんでよんだ一冊。

ぶたのたね

butanotane

佐々木マキ 作・絵
1989年10月初版、2012年1月 59剃
絵本館出版

はしるのがとてもおそいおおかみがいた。
まだ一度もぶたをつかまえられず
「やーい、おおかみ、ここまでおいで、あっかんべー」
とぶたからからかわれる仕末。

くやし涙にくれるおおかみにきつねはかせが ” ぶたのたね ” と、大きくなるくすりをプレゼントしてくれた。

おおかみは種をうめ、くすりをかけるや…
ぶたの木にはたくさんのぶたがぶらさがる。

しかしマラソン大会のぞうの一行が走るや、ボトン、ボトンと落ちたぶたは走り去り、残った一ぴきを…
<ぶたのまるやき>と思いきや、おおかみのしっぽに火がつくやら、ぶたはあばれて逃げ去るやら…

おおかみは「こんどこそ」とたねをうめてくすりをかけている。

おなじみ、作者はささきまきさんと聞けば、
うめさんはすでにまじょシリーズで楽しんでいるのですが、
この<ぶたのたね>も目にする度に楽しみたくなる一冊らしく、繰り返しリクエストされます。

ぎったんばっこん

2022年11月21日

10月の3歳のクラス、つきぐみのとしょかんでよんだ一冊。

ぎったんばっこん

gittannbakkon

なかえよしお 文
上野紀子 絵
文化出版局
1972年12月第一刷

ぎったんばっこんにとりさんがとまった。
” ぎー ”

そこにねずみくんがのって
” ばーこ ”

うさぎさん、いぬさん、ぶたさん、らいおんさん…と次々乗りぎったん、ばっこんは釣り合いもとれ最高に楽しそう…

ところがそこへかばさんがのって、ぎったん…
あれあれみんな片方へ…

そこへぞうさんがきて…
ぎったんばっこん…

めでたしめでたし。

最近、遊び場であまりお目にかからないシーソー。でも子どもたちは想像しながらとても楽しみました。

Copyright© 常盤平幼稚園 | Tokiwadaira kindergarten All Rights Reserved.