常盤平幼稚園

今日の一冊

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でんしゃはうたう

2019年09月06日

一年中、「よんで!」と、声がかかる絵本です。

51zWGjyjG2L(福音館書店刊)

ホームに電車が入ってきます。
「でんしゃがまいりまぁす。」
かかっ かかっ すしゅーん こっこっ とろるるるー
「はっしゃしまぁす。」
ぷしっ ごろろー ぽっ

小さな男の子とお母さんが電車に乗るや、最先端で移り行く景色と音を楽しみます。

とっ たどっとーん どたっととーん どだっととーん たたっ つつっつつ たたっ つつっつつ どどん と、続くのですが、読み始めると、こどもたちは、この電車の音に大反響、大笑いです。そして、景色を楽しみます。
「あっ!ふみきり!」「あ!たこあげてる!」「あ!モノレール!」等々、でも、一番の盛り上がりは、何といっても、鉄橋を渡る音。
ごどん どどっどど ででん だだっだだ だだん ごどん どどっどど ででん だだっだだ

もう、大歓声となります。最初に出逢ったときは、電車の音の微妙な違いに舌を噛みそうになりながら必死でしたが、そんなことにはおかまいなしのこどもたちの大反響に助けられて、読む度に新鮮に楽しめます。

「斬新奇抜な乗り物絵本体験を味わわせてくれる傑作です。」
(松居直)

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