常盤平幼稚園

今日の一冊

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三びきのやぎのがらがらどん

2019年09月24日

3歳のクラスつき組さんが楽しんだ絵本です。
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(福音館書店刊)

むかし・・・で始まる昔話は、初めてのつき組さん。表紙は、目の覚めるような青色をバッグに大・中・小のやぎが谷の橋を渡る姿です。
橋を渡って、山の草場で太ろうと向かう三びきのやぎ達は、橋の下の大きな気味の悪いトロルに、“だれだ、おれの はしを かたことさせるやつは” と脅かされます。小さいやぎ、中くらいのやぎは、それぞれ知恵を働かせ、次にやってくるやぎの方がずっと大きいと言って、難を逃れます。
そして、橋をきしらせてやってきた大きいやぎは真正面からトロルと対決し、見事トロルをこっぱみじんにして、谷川へ突き落します。
そして、やぎたちは、草場へと向かいます。めでたしめでたし のお話ですが、つき組さんは、ドキドキするような迫力あるお話にじっと絵を見据え、シーンと聞き入っていましたが、最後に大きいやぎがトロルを負かした瞬間、「パチパチパチ」と拍手が起こり、「やったあ!」「よかった」等々言葉が飛び交いました。大変な集中力でした。この3歳の素晴らしい聞き手にこちらの方が驚いた程です。

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