常盤平幼稚園

子どもの図書館

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おおかみと七ひきのこやぎ

2017年07月26日

4歳のクラス ばらぐみさんが楽しんだ絵本です。

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『おおかみと七ひきのこやぎ』
フェリクス・ホフマン え
せた ていじ やく
(福音館書店)

「むかしあるところに こやぎを七ひきそだてているおかあさんやぎがいました。そのやぎがこやぎたちをかわいがることといったら、どのおかあさんにもまけないくらいでした。」

原っぱで子山羊を見守る母さん山羊の凛とした姿を見ながら耳を傾けるこどもたちにとって、この一言は、「ああ、ほんとうだ」と、安心して、物語へと入っていける一言です。

ばらぐみのこどもたちは、母さん山羊の忠告を真剣に聞く子山羊たちのように、全員シーンと静まり返って聞き入っています。

3歳のほしぐみさんの時に、一度読んだのですが、当時とは比べようがないほど、全員が共に物語を深く味わっていて、身動き一つなく聴き入るばら組さんの成長に感動しました。と同時に、改めて、この作品の素晴らしさを実感いたしました。

何度も何度も繰り返し読んであげてほしい絵本です。

おっきょちゃんとかっぱ

2017年07月25日

7月に4歳のクラス うめぐみさんが楽しんだ絵本です。

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『おっきょちゃんとかっぱ』
長谷川摂子・文
降矢奈々・絵
(福音館書店)

ひとり川に足をつけ遊んでいるおっきょちゃんの目の前に、かっぱのガータロが現れ、水底のまつりへと、おっきょちゃんを誘う。
まつりのべべきて、きゅうりを土産に水底についたおっきょちゃんは、まつりに興じていると、大きなかっぱに取り囲まれたが、土産のきゅうりのおかげでお客さんとなり、ガータロの家の子になって暮らすが・・・

お話が始まるやすぐに引き込まれ、しーんと聞き入っていたうめぐみさん。「まつりの餅をひとつたべたらおとうさんのことをわすれ、ふたつたべたらおかあさんのことをわすれ・・・」と聞くや、心配この上ない様子で、かっぱの子そのものになっていおっきょちゃんを、とても複雑な面持ちで見ていました。

おっきょちゃんが、お母さんが作ってくれた布人形を見つけると、全てを思い出し、「うちにかえりたいよう。かあさんのところにかえりたいよう。」と泣き叫ぶおっきょちゃんを胸が張り裂ける思いで、感じていたことでしょう。

異界に行って、また戻ってくる・・・
こどもたちは、物語の中で、どんなことを感じたのでしょう。

おへそがえる・ごん ①ぽんこつやまのぽんたとこんたの巻

2017年06月29日

5歳のクラス そらぐみさんで楽しんだ絵本です。

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『おへそがえる・ごん ①ぽんこつやまのぽんたとこんたの巻』
赤羽末吉さく・え
(福音館書店)

ごんには、おしぼたんのようなおへそがあって、
そのぼたんを押すと、口から雲が、もくもくもく・・・。

おへそがえる・ごんが、仲間をつくりながら、旅に出かけます。

③までシリーズがあるのですが、残念ながら、今は、絶版です。

てつたくんのじどうしゃ

2017年06月29日

3歳のクラス ほしぐみさんが楽しんだ絵本です。

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『てつたくんのじどうしゃ』
わたなべしげお さく
ほりうちせいいいち え
(福音館書店)

図書館でみんなで読んだ後、
「おへやでもよみたいから、かして!!」
借りていったほど、楽しかった1冊です。

おやすみなさいコッコさん

2017年06月22日

3歳のクラス つきぐみさんが楽しんだ絵本です。

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『おやすみなさいコッコさん』
片山健 さく・え
(福音館書店)

「○○がねむっても、コッコは、ねむらないもん。」
くり返しのやり取りに、こどもたちも、
すーっと引き込まれていく1冊です。

オンロックがやってくる

2017年06月12日

4歳のクラス うめぐみさんが楽しんだ絵本です。

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『オンロックがやってくる』
小野かおる文・絵
(福音館書店)

この年齢の子どもたちが、大好きになる1冊です。

はじめてのおつかい

2017年05月16日

4歳のクラス ばらぐみさんが楽しんだ絵本です。

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『はじめてのおつかい』
筒井頼子さく
林明子え
(福音館書店)

ままにおつかいをたのまれたみいちゃんは、
「みいちゃん、もう、いつつだもん。」
と、言って、引き受けるのですが・・・。

ばらぐみのみんなは、主人公のみいちゃんそのものになって、
ドキドキ緊張しながら、初めての体験をしたことでしょう。
林明子さんの細やかな絵の表現に、読む度に、
こどもたちは、新しい発見を楽しむこと受け合いです。

ことろのばんば

2017年05月12日

5歳のクラス うみぐみさんが楽しんだ絵本です。

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『ことろのばんば』
長谷川節子ぶん  川上越子え
(福音館書店)

「こわいほんよんで!!」という声に応えて・・・。

山で夕暮れまで栗拾いをしていた兄妹。
姿が見えなくなった兄を追っていった妹がみたものは・・・。
「コートロ・コトロ」と唱える白髪の婆さまが抱える、
つぼの中に、兄さんはみるみる小さくなって
吸い込まれてしまった。

いきなりの怖さに皆、固唾をのむ有様。
妹が兄さんを助け出すまでのかん難辛苦を
子どもたちも共に体験し、
最後にほっとさせられる、とてもとても魅力的なお話。

後日談ですが-。
次の週の図書館でも、
「また、このえほんよんで!」と、
こどもたちが、持ってきました。
怖いけど、楽しい、1冊です。

もりのなか

2017年05月11日

5歳のクラス そらぐみさんで楽しんだ絵本です。

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『もりのなか』
マリーホール・エッツ ぶん/え
まさきるりこ やく
(福音館書店)

21世紀の森への遠足から帰ってすぐの図書館で・・・
H君が、「これ読んで!」と、持ってきた1冊。

ぼくは、かみのぼうしをかぶり、あたらしいらっぱをもって、
もりへさんぽにでかけました。

ーしずかなもりのせかいー
そこで出会うどうぶつたちとぎょうれつをしたり、
はんかちおとし、かくれんぼをします。
そらぐみのみんなは、し-んとし、
もりのなかのファンタジーを思いっきり楽しみました。

こぶたたんぽぽぽけっととんぼ

2017年05月09日

4歳のクラス うめぐみさんが楽しんだ絵本です。

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『こぶたたんぽぽぽけっととんぼ』
馬場のぼる
(こぐま社)

リズムにのって、🎵ぶた たぬき きつね ねこ と
読み進むと、作者 馬場のぼるさんの絵の面白さに
こどもたちの顔は、ゆるみっぱなし。

楽しくって、楽しくって、何度も繰り返し
楽しみたくなる、しりとり絵本です。

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