常盤平幼稚園

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4歳のクラス うめぐみの生活

2022年08月15日

4月に新しい仲間を5人お迎えして、ますますにぎやかになったうめぐみさん。幼稚園中に元気あふれるうめぐみさんの姿が見られます。

お部屋では積み木や、絵本を楽しむ姿、外庭ではつきぐみさんも真似したくなるくらいダイナミックにどろんこ遊びを楽しむ姿、ひとつお兄さんお姉さんになり、嬉しそうにつきぐみさんのお世話をしに行く姿、仲間に声をかけたくて、でも恥ずかしくて・・・、少し様子を見ている姿もあります。
そんな、いろんな姿を見せてくれるこどもたち。

こんなこどもたちの、それぞれに見つけてきた楽しいことが、仲間と共に広がり、楽しい世界ができてきました。

この2ヶ月楽しんできたものを、「だいすきなおかあさんにもたのしんでもらいたい!」という想いで、お母さま方をご招待しました。

今楽しんでいることをたくさん詰め込んだ、うめぐみわくわくひろば です!

≪かみひこうき≫

初めは、男の方を中心に楽しんでいたかみひこうき。
「いかひこうきつくってみたい!」
「おりかたおしえて!」
「わかるようにいろぬろー!」
だんだん折り方を工夫するようになったり、色をぬってみたり、だるまちゃんの的や、丸、三角の輪を作って、当てたり、輪の中を通したり・・・と、遊び方が広がってきました。

IMG_5729お母さん、お父さんたちがいらした日は、大人もこどもに戻って、夢中になって遊んでいます。

 

≪だるまおとし≫

「だるまちゃんのだるまおとしがつくりたい!」
こどもたちよりも大きなだるまおとしができました。
中だけを落とすのは、なかなか難しいのですが、うまくいかなくても、崩れてくるだけで楽しかったり、転がして楽しんだり、こどもたちの手にかかれば、どんなことも楽しさに変わります。

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≪わなげ≫

絵本「だるまちゃんとかみなりちゃん」の中のだるまちゃんが遊んでる場面に、わなげをしている姿を見つけ、「これつくりたい!」と一言。
そうとなったら、勢いの止まらないこどもたち。
「かみなりちゃんのつのに、わをなげよう!」
「わは、かみなりちゃんのうきわのいろがいいなあ」
何とも愛らしい表情で、みんなの愛される存在です。


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「よーく、ねらって・・・」

 

≪けんけんぱ≫

初めは、地面に輪を描いて楽しんでいたけんけんぱ。
遊んでいるとすぐに消えてしまうので、こどもたちと話し合いをして、布で作ることになりました。
布をいろんないろんな色に染め、一つ一つ丁寧に三つ編みをしました。

IMG_5736両端からけんけんぱとしていき、ぶつかったところで、
「じゃんけんぽん!」
「やったー!かった!」
「つぎのかた すすんでー!」

IMG_5739「わー、はしまできたよ!」
「もうすこしだ!」

≪ふくわらい≫

「みちゃだめだよ!」
「あー、ちがうちがう!もうちょっとこっち!!」
「いわないほうがたのしいよ!」
「あはは、なにこれ~!!へんなかお~!」

初めてふくわらいをした方も多かったようで、目隠しを外したあと、できあがっただるまちゃんを見ては、顔を見合わせて、嬉しそうにしている姿がとても愛らしいです。
周りで見ていた方がこっそり位置を整えていたり、思わず、「もっとした!」「そこそこ!」と伝えていたり、できあがっただるまちゃんの表情を楽しんだり、しても楽しい、見てても楽しい遊びです。

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「できてきたかなぁ?」

0106(あれっ?目隠しは・・・?)

 

≪かんかんぽっくり≫

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「あしのうらいたーい」
「すすめないよー」
「ころびやすいから、きをつけて!!」
「あるけるようになってきた!」
「すごーい!!」
「おへやまでこれでかえる!」

すぐには上手に歩けなくて、最初はすぐに諦めてしまう方もいましたが、それでもできるようになりたくて、コツコツ練習する姿も見られるようになりました。


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健先生手作りの竹馬も楽しんでいます。こちらは、もっと練習が必要な遊びです。

≪びゅんびゅんごま≫

作って遊ぶもので最初に作ったのが、びゅんびゅんごまです。
みんな「つくりたい!」と、勢いよく作り始めたのですが、いざ出来上がって、回そうとしても、なかなか回らない!
回すにはコツがいります。そして、そのコツをもってしても、回るものとそうでないものができました。大きさなのか、形なのか、それとも・・・?
初めの頃は、難しくて、あきらめてしまっていた方もいましたが、絵本「びゅんびゅんごまがまわったら」(宮川ひろ作 林明子絵 童心社)に出会い、回せるようになりたいと、少しずつ頑張る方が増えてきました。
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二人で回す 大きなびゅんびゅんごまも楽しんでいます。

ー     ー    ー     ー     ー

「できないから、やらなーい!」
「あしのうらいたい!」
「できないから、たのしくない!」

と、最初は言っていた子どもたちも、仲間がしているのを見て、「・・・やってみようかな?」と、頑張ってみるようになったり、教え合う姿もだんだん見られるようになってきました。
何度も何度も、指や足が痛くなってもやり込んだ、びゅんびゅんごまや、かんかんぽっくりー。頑張ったからこそ、できるようになった時の喜びは、何にも変えられないものなのではないでしょうか?

ボタン1つで簡単に遊べてしまう今だからこそ、自分たちの手で作ること、遊び込むこと、を大切にしたいと考えています。そして、そこには、仲間がいるからこそ楽しさが広がるのです。

一人ひとり、興味を持つ時、夢中になるものは違います。一人ひとりが、興味をもつものを見つけ、やってみたいと思うまでの時間、そして、とことん楽しむだけの時間が、ここには守られているのです。

 

 

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