サリーのこけももつみ
5歳のクラス そらぐみさんで楽しんだ絵本です。
『サリーのこけももつみ』
ロバート・マックロスキー・作・絵/石井桃子・訳
(岩波書店)
ある日、サリーはお母さんと一緒にこけもも摘みにでかけます。ちょうど同じ時、山の反対側では、子熊とお母さん熊が
冬眠に備えてこけももを食べに来ていました。
サリーも子熊もこけももを食べることに夢中になっている間に、お母さんとはぐれてしまいます。そして、気づくと、
サリーはお母さん熊に、子熊はサリーのお母さんに、なんと、
間違って、ついていってしまうのです。
入れ替わってしまったところで、「ちがうよ~!」と小さく笑う方もいれば、「だいじょうぶかなぁ」と心配そうな方も。
サリーがこけももをバケツに入れる”ポリン・ポロン・ポルン”の音や、子熊がこけももを食べる”むちゃむちゃ、ごっくり”の音が、より一層子どもたちを魅了していました。
紺一色で描かれた優しく温かい1冊です。