ことろのばんば
5歳のクラス うみぐみさんが楽しんだ絵本です。
『ことろのばんば』
長谷川節子ぶん 川上越子え
(福音館書店)
「こわいほんよんで!!」という声に応えて・・・。
山で夕暮れまで栗拾いをしていた兄妹。
姿が見えなくなった兄を追っていった妹がみたものは・・・。
「コートロ・コトロ」と唱える白髪の婆さまが抱える、
つぼの中に、兄さんはみるみる小さくなって
吸い込まれてしまった。
いきなりの怖さに皆、固唾をのむ有様。
妹が兄さんを助け出すまでのかん難辛苦を
子どもたちも共に体験し、
最後にほっとさせられる、とてもとても魅力的なお話。
後日談ですが-。
次の週の図書館でも、
「また、このえほんよんで!」と、
こどもたちが、持ってきました。
怖いけど、楽しい、1冊です。