ともだち
3学期、うみぐみ、そらぐみ、それぞれのとしょかんで味わった一冊。
谷川俊太郎 文 和田誠 絵
2002.11 玉川大学出版部 刊
(ともだち)・・・ならに始まって、(ひとりでは)(どんなきもちかな)(けんか)(ともだちはともだち)(あったことがなくても)等
ともだちという言葉からイメージされるたくさんの状況を投げかけてくれる。例えば
- ともだちってかぜがうつってもへいきだっていってくれるひと
- ともだちがいやがることはするのはよそう
- ひとりではとどかないせなかもともだちがいればかいてくれる
- なかまはずれにされたらどんなきもちかな
- けんかはしたっていい。でもひとりをたくさんでいじめるのはひきょうだ
- ことばがつうじなくてもともだちはともだち
クラスの個性は違うけれど、それぞれいいなかまとして成長し輝いているうみぐみ、そらぐみさん。
この一文一文を”うん、そうそう”と声に出して頷き楽しんでいました。
最後の数ページは「世界の子どもたちを彷彿させる写真にどうしたら・・・と問いかけられ、子どもたちは言葉に出さなかったけれど、心に深く刻んているようでした。
ーーだれだってひとりぼっちではいきてはゆけない。ともだちってすばらしい。ーー