あかくんとまっかちゃん
3歳のクラスつきぐみさんと楽しんだ絵本です。
『あかくんとまっかちゃん』
長谷川摂子文
田宮俊和構成
(福音館書店)
スイス ネフ社の「リグノ」という美しい色彩のシンプルな積み木の絵本です。あかくんはお兄さん、まっかちゃんは妹です。まっかちゃんは、きいろいスカートをはいています。最初は、「どれがおにいさん?」「これがおかあさん?」「これって、テーブル?」と、確認していたつきほしさんでしたが、積み木の世界に慣れてくると、目を奪われ、公園の遊具を見回し、
「あっすべりだい」「あっシーソーだ」と楽しんでいます。
あかくんとまっかちゃんは、シーソーで遊んだり、ジャングルジムで遊んだり。かくれんぼでかくれたまっかちゃんが、すごいものを発見。お兄ちゃんを呼びます。そこには、大きな長い長いきょうりゅうがいて・・・。
兄弟が遊びに行って帰ってくるという、シンプルな行って帰るお話ですが、積み木が様々な姿になって語るお話は、とても魅力的で、1冊目の『ぼうしころころ』と共にこどもたちをとりこに
する絵本です。