おめでとう

新年最初のとしょかんで、
3歳~5歳のクラスで楽しんだ絵本です。

『おめでとう』
もたいたけし・え
ひろまつゆきこ・ぶん
(講談社)

ねことねこが、”にゃんともめでたい おめでにゃ~”
ぞうとぞうが、はなとはなでおめでぞう
ぼくからあのこ あのことわたしも
せかいじゅう とりも けものも ひとたちも
ちきゅうの みんなが きもちを こめて

おめでとう!

手のひらサイズの色彩の美しいユーモアいっぱいの絵本に、
こどもたちが声を立てて笑いながら楽しんだ1冊です。

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最後に、絵本の見返しに書かれていた、作者の念い(おもい)が、
とても心に響いたので、ご紹介させていただきます。

 

自分一人が幸福になることを念ったり、

自分の家のものが幸福になるのを念ったり、

自分の国が幸福になるのを念ったりするような、

たとえばそんな小さな念いではなく、

全世界、全宇宙、さらにもっともっときりのないものの

幸福をこそ念いたい。

茂田井武(覚え書より)