おもち

            『おもち』

       彦坂有紀 もりといずみ さく

           福音館書店

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1月に幼稚園で餅つきをした頃に、つきぐみさん(3歳のクラス)が出会った絵本です。

じりじり じりじり おもちがだんだん あつくなってきて

ちりちり ちりちり ほんのり うらが やけてきた 

おもちの焼ける音と こんがり焼けていく様子に、つきぐみさんの目は くぎづけです。

ぷぅーぷく ぷぅーぷくぷく おおきく おおきく ふくらんだ

いそべもち、きなこもち、あんこもち、からみもちと、どれも おいしそう。

「おなかすいたから たべたーい!」と、つきぐみさんも みんなで ぱくり。

おもちを焼いていく様子が美しい木版画で描かれています。

ぜひ一度、手に取ってみてください。