スーホの白い馬

          スーホの白い馬

          モンゴル民話

      大塚勇三・再話/赤羽末吉・画

           福音館書店

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モンゴルの楽器、馬頭琴の由来となった物語です。

昔、モンゴルの草原にスーホという貧しい羊飼いの少年がいました。

ある日、スーホは生まれたばかりの白い馬を拾って帰ります。

スーホが心を込めて世話したおかげで子馬は立派に育ちました。

ある年の春、殿様が町で競馬の大会を開きます。

スーホは見事 一等になりますが・・・。

悲しくて切なくなる話に、うみぐみ(5歳のクラス)の子どもたちも ひきこまれていき、静かにお話は進みました。

読み終えたときに、言葉にならない想いが子どもたちの中にひろがっているのを感じました。