吉田遠志・動物絵本シリーズ

               はじめてのかり

               吉田遠志 絵と文

                リブリオ出版

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狩りに出かける時間になっても昼寝をしているお母さんライオン。

昨日獲った大きなシマウマのごちそうでお腹がいっぱいだからです。

退屈になった3匹のライオンは、初めての狩りにでかけることにしました。

ところが、なかなかうまくいきません・・・

ライオンの兄弟たちは狩りができたのでしょうか?

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全17巻に及ぶ、版画家・吉田遠志の動物絵本シリーズ。

壮大なアフリカの自然の中で繰り広げられる動物たちの営み。

チータの走る早さや、インパラの群れが逃げていく姿。

どれも臨場感あふれる迫力に圧倒されます。

時に自然の厳しさに胸が痛くなる話もあり、切なくなりますが、自然の中で懸命に生きる動物の姿から、子どもたちはたくさんのことを感じているように思います。

うみぐみさん(5歳のクラス)が、1~17巻まで、夢中になって読んだ絵本です。