ぶたのたね
10月のはじめ、4歳のクラス、うめぐみさんのとしょかんでよんだ一冊。
ぶたのたね
佐々木マキ 作・絵
1989年10月初版、2012年1月 59剃
絵本館出版
はしるのがとてもおそいおおかみがいた。
まだ一度もぶたをつかまえられず
「やーい、おおかみ、ここまでおいで、あっかんべー」
とぶたからからかわれる仕末。
くやし涙にくれるおおかみにきつねはかせが ” ぶたのたね ” と、大きくなるくすりをプレゼントしてくれた。
おおかみは種をうめ、くすりをかけるや...
ぶたの木にはたくさんのぶたがぶらさがる。
しかしマラソン大会のぞうの一行が走るや、ボトン、ボトンと落ちたぶたは走り去り、残った一ぴきを...
<ぶたのまるやき>と思いきや、おおかみのしっぽに火がつくやら、ぶたはあばれて逃げ去るやら...
おおかみは「こんどこそ」とたねをうめてくすりをかけている。
おなじみ、作者はささきまきさんと聞けば、
うめさんはすでにまじょシリーズで楽しんでいるのですが、
この<ぶたのたね>も目にする度に楽しみたくなる一冊らしく、繰り返しリクエストされます。