おもち

3才のつき組さんとよんだ一冊 <おもち>
ehon_omochi_20200226

こどものとも年少版『おもち』

彦坂有紀 もりといずみ さく
福音館書店

お正月明けてすぐのとしょかんでこの本を手にとると”あっ おもち"
"おいしそう” ”おしょうがつたべたよ” ...とたくさんの声があがりました。

”おもちをやきましょう”の一声から、金網の上には切りもちと丸もち。
”じりじり じりじり” ”ちりちりちりり” ほんのり裏に焼色が...

ぱりぱりぱり裏返し いいにおい ”やけたかな?" "まあだ まだ”
”ぱりぱりぷっくり” ”ぷうぷく ぷうー ぷくぷく”

焼きあがるまでのお餅の色といい音といい、つき組さんは生唾を飲み込み、よだれが垂れそうな程、お餅に魅了され、すぐにも手にとって食べてしまいそうな位です。

”やけた やけた おもちがやけた!” ”いそべやきに きなこもち あんこもちにからみもち いーただーきまーす”
みんなで、絵本のお餅にとびつきました。

最高に美味しそうなおもちの絵本です。
そして今では古道具屋さんに行かなければ、お目にかかれない美しい火鉢で焼かれるのも何とも素晴らしい。
いろいろ楽しめた一冊でした。