とべ かぶとむし
表紙いっぱいに ” ドーン ” と昆虫の王者かぶとむしが登場していれば、虫好きの方なら手に取らずにはいられません。
つきぐみのK君も大の虫好き。書架に並ぶ昆虫絵本をすばやく見つけ、” これよんで ” と持ってきてくれました。
さて先ず登場したのは見開きいっぱいの大きなくぬぎの木から ” ぐっ ” と出てきた大きな角。
” かぶとむしだ ” ゆっくりと枝を登るかぶとむし。
折れた枯枝を乗り越えるとそこに蜜をなめているかなぶんとすずめばちが....。
かぶとむしをみるや逃げ出した。かぶとむしは枝の先まで登りつめるや羽を思いっきり拡げとび立った。
” とべかぶとむし ”
K君はじめ、虫の大好きな子どもたちは、ただ憧れいっぱいの眼差しでこの勇者を見ていて、大満足で終わりました。