つめたいあさのおくりもの
何年ぶりでしょうか・・・
真っ白な銀世界の美しさを味わえたこの冬。
子どもの図書館には、雪にまつわるお話がたくさん並び、雪の冷たさ、美しさ、楽しさをクラスのなかまと共有できたとしょかんでした。
三学期に出会った数冊をご紹介します。先ず、3歳のクラス、つきぐみさんとの一冊。
つめたいあさのおくりもの
片山令子 ぶん 片山健 え
福音館書店 ちいさなかがくのとも 190号より 2018年1月刊
朝、幼稚園の庭のあちらこちらに前日の子どもたちの遊んだ後の大切な<かくしもの>がたくさんあります。
お皿に、シャベルに、バケツの中には、ほどよい硬さの泥んこ。
あした・・・の思いが詰まっています。
今年の冬は小さなバケツの表面に氷が張っていたりしました。そんな朝のお話です。
さむいさむい、つめたいつめたーいあさ。
女の子は大きなバケツの表面に模様ができているのをみて
” なんだろう・・・? ”
と手をいれ持ち上げすかしてみると・・・きれい!!
その後、おかあさんとお出かけです。
氷の上をすーっとスケート、氷にのってばりん!!
池にも氷・・・でもその下でこいが泳いでる・・・。
林の中でおちばの入った氷を発見。
" ほら、くびかざり! " いろんないれものに氷をいれてみたら・・・
バンザーイ、つめたーいあさのおくりもの。