番ねずみのヤカちゃん
5才のクラス うみぐみさんが、お部屋で楽しんだ一冊。
「番ねずみのヤカちゃん」
リチャード・ウィルバーさく
松岡享子やく 大杜玲子え
福音館書店刊
ドドさん夫婦の家には、壁の間にねずみのヤカちゃん一家が住んでいます。
大きくなった子ねずみたちが自分で暮らしていけるよう、おかあさんねずみは大事なことを3つ伝えます。
「どんなにお腹が空いてもドドさんたちが寝てしまうのを待つこと」
「台所に行ったら、あとを残さずきちんと片付けること」
「決して音を立ててはいけないこと」
おかあさんのいいつけをよく聞いた子どもたちでしたが、
4番目の子ねずみ、" やかましや " のヤカちゃんはどうしても声を小さくすることができません。
その声の大きいことといったら、うちじゅうが揺れるほど。
うみさんは、ヤカちゃんがドドさんたちに見つからないかハラハラしながらも、今度はいつ大声がとび出すのか、期待でわくわくしながら楽しみました。