おっぱいのひみつ

4歳のクラス うめぐみさんで楽しんだ絵本です。dsc_1917

「おっぱいのひみつ」
柳生弦一郎さく
かがくのとも傑作集
(福音館書店)

この絵本を手に取った時から、うめぐみのみんなは、
「きゃあー」と大興奮。まだおっぱいを卒業してから日が浅く、懐かしさいっぱいのおっぱいが、どーんと並ぶ絵を見ただけで、
顔がゆるゆるになってしまいました。

「なんで、おんなのひとのおっぱいはおおきいの?」
「あかちゃんにあげるため。」
「あかちゃんのいないひとだって、おんなのひとはおっぱいが
ふくらんでいるよ。」

どうして?という疑問に答えながら、おっぱいのひみつを
解き明かしていきます。赤ちゃんが生まれるとおっぱいから、
お乳が出ること。おちちは赤ちゃんにとって、とても大切な
栄養分がいっぱいなこと。おかあさんのおっぱいは、まるくて、やわらかくて、あったかくて、いいにおいがするんです。と、
解き明かすことばに、おかあさんのおっぱいへの郷愁は募りにつのるうめぐみさん。

「ぼく、このあいだ、おふろのとき、おっぱいのんだ。」などの告白も・・・。
先週も図書館に入るなり、「おっぱいのひみつ よんで!!」
という声がありました。

柳生弦一郎さんの温かさいっぱいのお母さんと赤ちゃんの
本能的な、切っても切れないつながりを表現する絵とことばに
出会うたび、子どもたちは満足感いっぱいになります。
お母さんに読んでもらったら、どんな反応をするのでしょう。