どのクラスのこどもたちも楽しんだ絵本です。
『ぶたたぬききつねねこ』
馬場のぼる
(こぐま社)
お馴染みのしりとり絵本ですが、11ぴきのねこで馬場のぼるさんの世界を満喫しているせいか、書棚に並んでいると、必ず手に取ります。初版から22年の間に、84回も刷り直されているのも納得です。
言葉と絵の羅列に終わらない、こちらの予想は大方はずれ、飛び出すことばの奇想天外さと、ユーモアいっぱいの漫画も魅力に一つでしょう。
リズムをつけながら仲間と声を合わせて楽しむひとときは、「ことばってたのしい」そのものです。