11ぴきのねこ ふくろのなか
5月のうめぐみさんのとしょかんでよんだ一冊
馬場のぼるさく
1982年12月 初版 (株)こぐま社刊
大人気の11ぴきシリーズですが、うめぐみさんにとって初めて出会うシリーズの一冊です。よむ前から皆の”たのしそう..."という期待感が伝わってきました。
とらねこたいしょうを先頭に11ぴきのねこがえんそくに出かけました。
お花畑にさしかかると...
の看板。
こわれかけた吊橋に
の看板。
丘の上には
の看板です。
全てを無視し、11ぴきのねこたちは、はなをとり、つりばしをわたり、木の上でおべんとうをたべます。
木の下に大きなふくろと
をみたねこたちは...勿論ふくろに入ります。
すると、「ウヒヒ、アハハ」という笑い声と同時にふくろの口はぎゅっとしめられ、大きなばけものウヒアハの生け捕りになってしまいます。
捕らえられたねこたちは、ウヒアハ城の運動場でローラー引きの身となるのですが...
そこはしたたかなねこたち。
ウヒアハをまんまと谷底に落とし、一件落着。さて帰り路、意気揚々道路に出たねこたちですが...
「わたるな」の看板にドッキリ。
わたる...と予想した方は大はずれ。みんなで歩道橋をわたる結末です。
予想の裏、又裏をかく...といったユーモア満載のお話にうめぐみさんはドキドキしたり、笑ったりと、とても楽しんだ一冊でした。