いしゃがよい
4歳のクラス、うめぐみさんの6月の図書館でよんだ一冊です。
いしゃがよい
さくらせかい さく
2010年1月1日こどものとも年少版より
福音館書店刊
ある日 山でエンさんは大声でなくパンダをみつけ ” ファンファン ” と名付けて育てます。
からだの弱いファンファンをエンさんは自転車に乗せ、ひとやまもふたやまもこえていしゃがよい。
帰りはエンさん歌を唄います。
「このこだれのこパンダのこ やまのふもとでないてたこ エンファンエンファン ペダルこぎこぎかえります」
雨の日も、雪の日も・・・。
月日は流れ、おじいさんになったエンさんをファンファンが自転車にのせていしゃがよいです。
エンさんは嬉しくて涙が流れます。
二人はなかよくくらしたよ。
絵をみながら言葉を聞いていたうめさんの楽しむこと、楽しむこと・・・赤ちゃんだったファンファンがどんどん大きくなってエンさんをはるかに超える絵を見た瞬間爆笑でした。
いつもこの本を手にすると胸があつくなり、涙が出ます。絵といい、文章といい、何と味わいのあることでしょう。一度出会ってみて下さい。