コッコさんとあめふり
次は7月に入って大雨の日に3歳のクラスつきぐみさんとよんだ一冊です。
コッコさんとあめふり
片山健 さく・え
1991年9月年少版こどものとも
福音館書店刊
まいにち、まいにち、あめふりです。
コッコさんはてるてるぼうずをつくり ” てるてるぼうず、てるてるぼうず、あしたてんきにしてください ” と洗濯ひもにつるしました。
次の日・・・やっぱり雨降りでした。
コッコさんはてるてるぼうずの中に宝物をいっぱい入れふとったてるてるぼうずをつくりました。
・・・でも晴れてくれません。
コッコさんはてるてるぼうずがつかれているんだ・・・とふとんをしいて休ませました。
てるてるぼうず てるてるぼうず あしたはきっとてんきになるよ。・・・
きっときっとてんきになるよ、ね!・・・と開くと、何と!
キラキラの太陽に輝く見開きいっぱいに描かれた野原一面に咲く花々、そして舞う蝶に小鳥。
子どもたちの顔がぱあーーーっと輝いた一瞬でした。