ことりのおさら

5才のクラスうみぐみさんと1月のとしょかんで楽しんだ一冊。
kotorinoosara
ことりのおさら
叶内拓哉 ぶん しゃしん
2010年1月 福音館書店刊

大きなおさらの端にちょこんと止まったことりの表紙をみたIくんが
” あっ!!めじろだ ” といち早く叫びました。

「ほらっ ことりがやってきた。」
「ちゅっ こくん みずをのんでる。」

” あっ!すずめ。 ” こどもたちの中から又、声が...。

「ばさっ」とやってきたのは大きなひよどり。
小さなことりはみな にげてしまいました。
その後やってきたしじゅうからはお皿の中で ” ばしゃ ばしゃ ばしゃ ” と水浴びです。

日常よく目にして親しんでいることりたちの姿を楽しんだ一冊です。

作者、叶内拓哉さんは「おおきなひとのための<ことりのおさら>」という文章で解説して下さってますが、
野鳥たちにとって冬は餌が不足になることと、太平洋側では水不足が深刻になるそうです。

我が家の庭のお皿にもこの絵本のように毎日入れかわり立ち替わりことりたちが水を求めてやってきます。
それはそれは楽しい光景です。庭、ヴェランダにおさらを...
是非、おいてみて下さい!!
但し、ネコ等に狙われないよう高さや場所の配慮は大切です。