ねずみのおいしゃさま
次は立春の後の3歳のクラス、つきぐみさんのとしょかんの一冊。
ねずみのおいしゃさま
なかがわ まさふみ さく
やまわき ゆりこ え
1957年2月初刊、1974年1月 新版 福音館書店刊
夜中、雪が降りつもっている中、ねずみのおいしゃさまはねつを出しているりすのぼうやの往診にスクーターに飛び乗って出たものの、雪だるまになったあげくスクーターも止まってしまいました。
偶然見つけた小さな家を訪ねるとかえる一家が冬眠中。
一夜を過ごさせてもらったねずみのおいしゃさまが、朝、目覚めるといい天気。
スクーターを飛ばしますが、雪で冷やせたおかけでりすのぼうやのねつは下がり、すっかり元気。
ところが、ねずみのおいしゃさまが風邪で熱を出してしまったのです。
今年は何年ぶりかの雪にも出会えたつきさん。
雪がとても身近に感じられた冬。
そんな時にほのぼのと楽しめた一冊でした。