クリスマスのふしぎなはこ

クリスマスのふしぎなはこ

fushiginahako

長谷川摂子 ぶん 斎藤俊行 え
2001年12月1日 こどものとも年少版刊

もうすぐクリスマス。
小さな男の子が床下で見つけた木製の小箱。
何だろう?開けてみると・・・
何とサンタさんがベッドで寝てる!!
箱はぼくだけの秘密。

サンタさんのいまを確かめるため、内緒でそっとはこをあける。
サンタさんは今出発するところ。
”もりのなかをちょうとっきゅうではしってる。”
”まちのうえをとんでる。ぼくのしらないまちだ”

「あのこはねたか このこはねたか ねたこのうちからくばろうかってサンタさんはうたってあるくのよ。さあ、はやくねましょ」
・・・のお母さんのひと言。

こっそり箱のふたをあけると・・・
”あっぼくのまちだ!!”
リンリンリンリン

この季節、どのこも今年のサンタクロースへの期待感でいっぱい。
絵本をよんだ後、ぼくはね・・・わたしね・・・贈物の話で何と賑やかだったことでしょう。子どもたちの大好きな一冊です。