ぽとんぽとんは なんのおと

      『ぽとんぽとんは なんのおと』

      神沢利子 さく/平山英三 え

         福音館書店

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草花が芽吹き始め、春の訪れを感じる頃、うみぐみ(5歳のクラス)・うめぐみ(4歳のクラス)・つきぐみ(3歳のクラス)、それぞれの図書館の時間に、この絵本と出会いました。

冬の間、熊は穴の中で2匹の子を産み、子熊を育てながら春を待ちます。

まだ外の世界を知らない子熊は、「なんのおと?」と母熊にたずねるのです。

子どもたちも聞こえた音に「あめのおと!」「きこりのおと!」と何の音なのか、想像していました。

雪が降りしきる冬の山の静けさが図書館中にひろがり、ゆったりとした時の中で、この絵本を楽しみました。