ふしぎなたいこ

          ふしぎなたいこ

      ぶん 石井 桃子 / え 清水 崑

            岩波書店

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げんごろうさんが持っている ふしぎなたいこは、「はな たかくなれ、はな たかくなれ」と言うと、鼻が高くなりました。

けれども、その たいこは、人を喜ばせるためでなければ 使ってはいけないことに なっていました。

ところが、そのうち、げんごろうさんは 人間の鼻がどのくらい伸びるのか試してみたくなりました。

そして、「おれのはな たかくなれ」と言って、どんどこ どんどこ たいこを たたきました。

にょきにょきと伸びていく鼻に、うみぐみさん(5歳のクラス)も「えー!!」「まだ のびるの!?」と驚きながらも 大笑い。

そして、とうとう天国まで伸びた鼻ですが、棒とまちがえられて橋にしばりつけられてしまいます。

さて、げんごろうさんはどうするのでしょう・・・。

うみぐみさんと大笑いしながら楽しんだ1冊です。