どろにんげん
10月、3歳のクラスつきぐみのとしょかんで楽しんだ一冊。
「どろにんげん」
長 新太さく
1997年11月 初版 2002年 特製版
福音館書店刊
入園してからの毎日<どろ>とはとても親しい間柄のつきぐみさん。
題名を伝えただけで目がきらきら。
ある日、どろの中からにゅーっと出てきたおばけのどろにんげん。
うみからはたこです。
どろにんげんがほり出したおおきなおおきなおいもをたこがつかみ、ひっぱりっこです。
たこは「ぷーっ」とすみをはき、二人はおいもをころがしたり、川では橋にして ” ごおー! ” と噴火する火山まで運び、おいもをかざしながらごろごろ回します。
「やきいもだ!」「やきいもだ!」「おいしいね」「うんおいしいね」
ごろごろ、ごろごろかえります。
つきぐみさんは最初から最後までお腹をかかえて笑い、抱腹絶倒の一冊でした。