〈ページェント『かえるのつなひき』〉

夏休みから楽しみ、読み込んできた絵本の世界を、
ページェント(野外劇)として繰り広げました。

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『かえるのつなひき』儀間比呂志 さく/え 福音館書店

かーま かーま むかしの おきなわじま。

田んぼの稲に悪い虫がつき、見かねた王様が
「むらぜんたいの いねを やきはらえ!」と命令します。

その様子を見ていたかえるたちは大慌て!

「にんげんは くいもんが なくなったら きっとおれたちを とってくう!」 「ちゃすがやー、ちゃすがやー!」 s_img_03331 「あぜみちで おまつりさわぎをすればよい。
むしはおどろいて みずにおちて しぬだろう。
それには つなひきが いちばんだ!」

ものしりがえるの一言で、かえるたちは つなひきのお祭りの支度に取り掛かります。 s_img_03491

s_img_03431 ぎょうれつの けいこ
「だんだん じょうずに たてるようになってきたよ」

s_img_03511 なりもののけいこ
「きりりん ぽんぽん うちゃんと ちゃんぐ ちゃんぐ」

s_img_03601 かえるたちが 一斉につなを持ち上げます。
「わーい、たった!たった!」「かえるが たった!」

s_img_03661 かえるのおまつりの はじまり はじまりー。
「やっすー やい やい!」
天から見ていたかみなりも喜んで 雨を降らせます。すると… s_img_03761 「むしは しんじゃった!」「むしは しんじゃった!」

この大雨で、虫たちは流され、稲は命を取り戻します。
そして、村人たちも、かえるたちも、平和な生活を取り戻しました。

『かえるのつなひき』の絵本を存分に楽しみ、心と体をつかって 思い切りその世界を表現していました。