つきほしさんで、集まっていた時のこと・・・

「れすとらん、おねがいされたね・・・」

「どうしようか・・・」
「ねえ!わたし、れすとらん、したことあるよ!」

得意気に伝えてくれたのは、いつも砂場で、とろっとろのおいしいケーキを作って、みんなに振舞っている方でした。
そう!つきほしさんは、ごちそうを作るのが、大好きなのです!

早速、次の日から、どんなごちそうを作りたいか、
話し合いが始まりました。
「からあげは、どう?」
「ピザ!」
「おこさまらんち!」
みんなの大好きな食べ物が次々と挙がっていたのですが、
『おはなのすーぷはどう?』
と、一人が伝えてくれたのをきっかけに、ぐんと世界が広がり、
「はっぱもいれたら?」
「おっきいぱん、つくりたい!」
「ゆきのあいすはどう?」
「あっ、ゆきのひのアイスクリーム よんだことあるね。」
少しずつ、食べたことのないごちそうが浮かんできました。

そして、もう一度、「ゆきのひのアイスクリーム」の絵本を
みんなで読んで、ゆきだるまアイスと、ゆきだるまを転がして作るための雪山を作り始めました。

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雪山完成!!
このつめたーい雪山をころがすと、
ゆきだるまアイスが出来上がるのです。IMG_0316

「つめたくて、あまくて、おいしいよ!」
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ゆきだるまアイスも、この雪山も、こどもたちの小さな手で、一つ一つ、新聞紙を丸め、和紙を貼り、雪山の和紙は、染めるのも子どもたちがしました。
ゆきだるまの顔も、子どもたちが、想いを込めてつけています。

初めてのこどものむらー
けれど、普段の生活や、大好きな絵本の世界と繋がって、
心躍らせているのを感じます。
未知なこと、目に見えないものを想像し、心をたくさん動かして、もっともっと美味しいごちそうを作っていきます!!