仲間ごとに、子どもたちが中庭に集まりました。
指揮者さんの合図と共に、歌声が上がります。
お仕事するかたは、仲間のしるしとなる身に着けるものをつけ、遊ぶかたは、クラスごとに形の違うおさいふを
持っています。
♬子どもの村 を歌って・・・。
さあ、待ちに待った村開きです!!
―チョビットさんとモリダクサンのにじいろれすとらん―
れすとらんの入り口を飾る、色鮮やかな看板。
こどもたちが、絵本を見ながら形を描き、
色を貼りました。
れすとらん開店前の準備。
こどもたちがせっせと、机を運びます。
「すみませーん。」
「なににしようかなあ??」
「はーい。ゆきだるまあいすですね。」
4月に入園した3歳の子どもたちも、立派な姿です。
「おまたせしました!ふわふわつきほしぱんです!」
「うわあ!!」
「はっぱとおはなのあったかすーぷ」のコックさん。
二人で気持ちを合わせて、スープを注ぎます。
―だるまちゃんゆうびんきょく―こどもたちが、職人技のように、巧みに筆を使って描いた看板。
こどもたちが考えて、話し合って、
一つ一つ想いを込めて作ったおてがみたちです。
奥のかたに、ご注目。
書きたい気持ちはあるのですが、
想いがうまく書けないでいるようです・・・。
すると、だいひつやさんが、現れて・・・。
「なんてかきたいの?」
おてがみに書きたかった想いをお聞きして、
代わりに書いてくれます。
これが、だいひつやさんのお仕事です。
そして、想いを込めて書いたおてがみは・・・
宛先のマークの切手を貼って、
だるまちゃんポストに投函します。
すると、待ってました!!と、ばかりに、
とらのこちゃんの回収車が、ポストに向かいます。
その早いこと!!
「いないなあ・・・」
一人ひとりを見つかるまで探して、お手紙を届ける、
配達屋さんです。
むらじまいの後、おひさまぎんこうは、大忙しです。
明日から、村の通貨=おひさまを使って遊ぶため、
むらのなかまたちに、おひさまをお渡ししています。
「おひさま、ひとり、5まいです!」
明日のむらびらきでは、
どんな出逢いが待っているのでしょうか?