4歳、5歳のこどもたちは、各おへやで、絵本『ねこのくにのおきゃくさま』を読んで、どんなことを感じたか、どこの場面が好きか・・・など、こどもたちと話しながら、それぞれ、なりたいものを決め、仲間ごとに分かれての生活が始まりました。
それぞれの仲間の様子を、ちょっとのぞいてみましょう。
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ここは、むらのねこのお部屋・・・
どんな むらのねこになりたいか、話しているところです。
「わたしは、このねこになりたいの。」
「ぼくはきにのぼって、ねずみをみつけるねこになりたいんだ~!」
他にも、
「この、はたけをたがやしてるねこになりたい!!」
「このつぼもつくりたいんだ!」
と、一人ひとりの中に、むらのねこへの熱い想いをもって集まっています。
どんなむらのねこになりたいか、気持ちを確認し合ったところで、こどもたちから、「おめんをつくろうよ!!」と、声が上がり、お面を作り始めました。
つぎは、働くのに必要なものを作ります。
収穫したくだものをいれるかごづくり
布を染めるための大きなたらいづくり
拾った木の実でジャムをつくるためのつぼづくり
染め物もしました。
ほんとに、はたらきもののねこたちです。
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3歳のこどもたちも、むらのねこのこどもたちとして、
過ごしています。
むらのねこのお兄さんお姉さんたちから、お面の作り方を教えてもらっています。
つぎは、ごてんのねこたちのお部屋・・・
これは、家来の持ち物です。
こどもたちが、下絵を描き、ちぎりで色を貼ります。
「まだ、ここがいろついてないよ!」
こどもたちが、伝え合っています。
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3歳のこどもたちも、むらのねこのこどもになって
過ごしています。
むらのねこのお兄さんお姉さんたちから、
お面の作り方を教えてもらっているところです。
初めてのお面作りに、目をきらきらと輝かせている
3歳のこどもたち。
出来上がったお面をうれしそうにかぶって、
ねこになっています。
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2階は、ねずみたちのくにです・・・
はじめて、顔合わせをした日ー
丸くなって、「どうして、ねずみになりたかったのか」
一人ずつに、お聞きしました。
ねずみになりたい強い想いを持って集まったこどもたち。
初日から、きゅっと気持ちをひとつにして、集まっています。
「ぼくは、おどってるところが、かっこよかったから。」
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『ねこのくにのおきゃくさま』の世界に、どっぷりと浸かって、
豊かな毎日を過ごしています。