「こどものむら、はじまるよー!!
それぞれのなかまにわかれよう!」
村長さんが鳴らす鐘の音を合図に、
今日もそれぞれの持ち場へ出かけていきます。

お互いの生活の楽しさを伝え合う様子や、
朝からお仕事に励む姿も目にするようになりました。

今日は、あそびのひろばをつくるなかまの様子をご紹介します。

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お部屋で、かざぐるまを楽しんでいると、ある方が、「ようちえんくらいおおきいかざぐるまつくろうよ!と、伝えてくれたのをきっかけに、その時あった一番大きな紙で、見たこともないくらいの大きなかざぐるまを作ってみることに。

「ほんとにまわるかなあ?」「できるかなあ・・・?」と、言い合いながら作る姿は、なんとも楽しそう!

そして、中庭で走ってみると・・・。

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風を受けて、驚くほどよく回りました。

すると今度は、「びゅんびゅんごまも、おおきくしてみようよ!」と、ひらめいた方がいて、早速作ってみることに。

しかし、うまくいきません・・・。

「こっち(表)は、くれよんぬって、こっち(裏)はあまりぬってないから、おもさでまわらないんだよ!」
「まるが、がたがただから、もっときれいにきらないと!」と、自分たちで気づき合い、次は、もっと丁寧に丁寧に作りました。

けれども、うまく回りません・・・。

すると今度は、「うすくてぺらぺらだからじゃない?」と、声が上がりました。こうして、みんなで意見を出し合いながら、研究の真っ最中です。

次こそは、うまく回るでしょうか?

他にも、村の仲間にはひみつの ”見たこともないだるまおとし” を作ろうと張り切っていたり、ふくわらいを楽しんでいたり。
まずは、とにかくたくさんの遊びに出会い、自分たちが思い切り楽しむこと。遊んで、遊んで、遊びつくして、その先に残るものもあれば、形にならないものもあるでしょう。しかし、この仲間で思いきり遊ぶ時間が、きっと何よりも価値のある大切な時間となることでしょう。

どんな世界が広がっていくのか、楽しみです。

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♬子供の村  北原白秋

 3.子どもの村は 子どもで決めよ
みんなで決めよ
村長さんを一人 みんなで選び
みんなで代わろ