いよいよ、「三びきのやぎのがらがらどん」の生活が始まりました!大きいやぎ、にばんめやぎ、トロルの仲間に分かれて生活する、うみぐみさん、うめぐみさん。いちばんちいさいやぎのがらがらどんをお願いされたつきぐみさん。
さあ、今年は、この仲間でどんな三びきのやぎのがらがらどんの世界を創っていくのでしょう。
それでは、お部屋の様子をのぞいてみましょう。
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初めて顔を合わせた日ー
<トロルのなかま>
「おおきいから!」
「たのしそうだなぁとおもったから!」
「とろるがすきなの。」
「だれだ!おれのはしをかたことさせるのは!っていうのが、たのしそうだから!」
「やぎをおどろかせたい!」
「つきぐみさんびっくりさせたいなぁ。」
「ぼくは、こっぱみじんにされたいなぁ・・・」
\\えー!いやだよ!!//
トロルに対して、一人ひとり強い想いをもって、集まった仲間たち。みんなで、トロルについて、考えてみることに・・・。
ートロルって、何だろう?ー
「きかいしだとおもう!」
「もりのようせいだよ!」
「おれのはしっていってるから、きじゃない?」
「やさしくていいやつだよ!」
『おどろかすことがすきなんだとおもうよ!』
ートロルは、何で橋を渡らせたくなかったのかな?ー
「しずかにしてほしかったんだよ!」
「ねむっていたんじゃない??」
「ほら!かためとじてる!!」
「ねむっていたのにおこされちゃったからおこったんだよ!」
『ずーっとはしに だれもこなくて、おなかがすいてて やぎのことをたべようとしたんだとおもう。』
絵本の中では、不気味で恐れられている存在のトロルですが、その “トロルのおもしろさ” をきちんとわかった上で、この仲間を選んでいるようです。この仲間たちで創り上げていくトロル。楽しみです。
「つよそうだから」
「やっつけるから!」
「とろるをでんがくざしにできるから!!」
「つのがかっこいいから!」
「つのつくりたいね!」
「おめんにつけたらどう?」
強くてかっこいい “おおきいやぎ” に憧れ、トロルをやっつける気持ち満々な元気いっぱいの仲間たち。
おおきいやぎでのなかまでお散歩に行こうとすると・・・。
「わたし、やぎにくわしいよ! “て” (ゆび)は、3ぼんなんだよ!!ほんとうは、あしもなんだけど・・・」
「しゃがれたおおきいこえだよね。」
「おれだー!!」
「なきごえは、めぇ~だよね!」
「おおきいやぎだから、がたんっごとんっておおきくあるこうよ。」
一人の方の言葉をきっかけに、知っていることや、おおきいやぎらしさを伝え合い、みんなでほかのやぎの仲間に会いに行ってきました。
帰って来ると・・・。
「おっきいつのがひつようだね!」
「つのがないとまけちゃうよ!」
と、おおきいつのをつくって、トロルに会いに行こうと、大はりきりのおおきいやぎたち。
どんなつのができあがるのか、楽しみです!
<二ばんめやぎのなかま>
「にばんめやぎかわいいな~とおもったから!!」
「あしがながいから!」
「にばんめがすきなの。」
そんな想いをもって集まってきた二ばんめやぎのなかまたち。早速、丸くなって、お名前を伝え合い、絵本を楽しみました。
これから二ばんめやぎの仲間で、どんなことをしたいか聞いてみると・・・。
「はやく、はしわたりたい!」
「はしは、どうやってつくるの?」
「おめんつくろう!」
「しろとかちゃいろかな?」
「おおきいやぎ、(おめん)つくりはじめてた!」
これから、どんな生活が繰り広げられていくのか、楽しみです!
<ちいないやぎのなかま>
うみぐみ、うめぐみのお兄さん、お姉さんたちから、ちいさいやぎをお願いされて、目をきらきらと輝かせていたつきぐみさん。
「なんだかわからないけれど、きっと楽しいことがある!」そんな予感にわくわくしている様子です。
「ちいさいやぎさん、してみる?」
という投げかけに、一瞬でお部屋にやぎたちが溢れました。
すとんと入り込めてしまえるのが、この年齢のこどもたちの本当にすてきなところです。
すっかり成り入って、手を洗いに行くときにも、やぎになって行くほど!
これから、ちいさいやぎとしての生活がどのように深まっていくのか楽しみです。