今日は、うみぐみ(5歳のクラス)さんが、大のぼりを描く様子を、のぞいてみましょうー。
うみぐみのお部屋から、墨のいい匂いがしてきました。
お部屋いっぱいの大きな和紙に、墨で描いていきます。
大筆を使って、力強く描きます。
子どもたちの表情は、真剣そのものです。
みんなで描くと、たのしいね!
「あ~たのしかった!」 「また、すみで かきたいな!」
『かっこよくて、やさしい うみぐみさんになりたい!』
そんな思いを胸に、描き上げた大のぼりー。
達成感でいっぱいの うみぐみの仲間たちの目は、きらきらと輝いていました。
こどもの日では、幼稚園の門のところに、この力強い『八郎』の大のぼりが空高く上がります。
ぜひ、お楽しみに~!!!
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『八郎』 斎藤隆介・作 /滝平二郎・画/福音館書店
荒れ狂う海に立ち向かう大男、八郎
大男の八郎はなぜ自分の体が小山ほどあるのか知りません。ところがある日、大波に田畑を流されて泣く百姓を見て、初めて自分が働く者のためにあることを知り、荒れ狂う海にむかいます。八郎の大きな体で山を引っこ抜いて、海に放り込むと、海がざばーっとまっぷたつに割れて沖のほうへ行ってしまいました。しかし、海は怒り、波が田のほうに押しよせてきます。八郎は、この波をせき止めるために自ら海に入り込みますが……。