今年の運動会のページェントは、『かえるのつなひき』(儀間 比呂志さく/え 福音館書店)です。

「もう、なりたいもの、きまっているよ!たいこをつくるかえる~!」

「わたしは、なわを つくりたいから、このかえるが いいな~!」

「ぼくは、ほらがい ふきたいんだ~!」

「つなひきする かえるが いいな!」

2学期が始まると、運動会の経験のある うみぐみ(5歳児クラス)・うめぐみ(4歳児クラス)のお部屋では、『かえるのつなひき』への想いが飛び交っていました。

「つきぐみさん(3歳児クラス)って、うんどうかいのこと、しっているのかな?」

「おしえてあげなくちゃ!」

「つきぐみさんは、どのかえるが いいかな・・・?」

「ぎょうれつのけいこをするかえるを、おねがいするのは どうかな?」

「いいね!えほんも、みせてあげよう!」

早速、うめぐみ・うみぐみの仲間で、つきぐみさんのお部屋へ・・・!

「うんどうかい、いっしょにしよう!」

「つきぐみさんに、ぎょうれつがえるを おねがいしてもいい?」

お兄さん、お姉さんの勢いに少し驚きつつも、「いいよ~!」と笑顔で元気よく応えている つきぐみさんの姿が印象的でした。

こうして始まった、『かえるのつなひき』の生活。

はたがしらをつくるかえる。

なりものをならすかえる。

なわをなうかえる。

ぎょうれつのけいこをするかえる。

大きいクラスの子どもたちは、自分でなりたいものを決め、クラスの垣根を越えて仲間ごとに生活をしていきます。

これから、どんな生活が待っているのでしょうー!?

どうぞ、お楽しみに~!