「つなひきが すきだから!」「たのしそうだから!」
「どんなふうに なわを なうのかな・・・とおもって。」
「あみものが すきだから!」
それぞれの想いで集まった、なわをなうかえるのなかまたち。
「ほんものの なわを つくるってことだよね・・・?」というある方の言葉から、どうやって縄を作るのか・・・早速、話し合いが広がりました。
「わし(和紙)を ちゃいろに そめて、くるくる~ってしたら どうかな?」
「もっと ぶあついほうが いいよ!」 「ひっぱったら、ちぎれちゃうね・・・」
「だんぼーるで つくるのは どう?」 「でも、くるくる~って できないよ~!」
「わたしは、なわを ないたいな・・・」
色々な声が飛び交うなか、「これって、おこめ みたいだね!」と、ある方が 絵本を見て 気づいたことを伝えてくれました。
ちょうど、幼稚園にも いただいた ワラがあったため、早速、次のおあつまりのときに、実際に縄をなってみることに・・・!
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「くるくる するんだよね?」 「あれ?もとに もどっちゃう・・・」
「あー!また、ばらばらだ~!」 「うまくできないよ~!」
思いつくままに縄をなってみる時間は とても楽しかったようですが、それでも絵本を見るだけでは難しい部分も多く、
「ぜんぜん なわを なえなかった・・・!」「むずかしかった!」との声が・・・。
すると、うみぐみ(5歳児クラス)のある女の方が、「なわのないかたを しっているひとに きてもらったら どう??」とお伝えてしくれました。
そこで、以前から、幼稚園のことを温かく見守って下さっている 大工さんにお願いして、来ていただくことになりました・・・!
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「僕は普段、大工の仕事をしているんだけど、子どもの頃におじいちゃんから教えてもらって、縄をなえるようになったんだ!」
「まず、稲を叩くんだ。こうすると、稲が柔らかくなるんだよ。」「へえ~!」「えほんにも、のっていたね!」
「次に、稲の皮を取るよ。」「ぼくも、できそう!」「やってみたい!」「とれたよ~!」
1つずつの工程を説明しながら見せて下さり、いよいよ縄をなう段階に・・・!
足で稲を押さえ、絵本に載っていたように 手でこすり合わせながら 縄をなう様子を、真剣な表情で見つめていた子どもたち。
大工さんがなった縄を見て、「なわになってる~!」「すごい!まほうみたい!」「これで、つなひきできるね!」と大喜びでした。

その後、子どもたちも、実際に縄をなってみました。

大工さんに手を添えていただいたり、1人で難しいところは仲間と力を合わせ・・・

手を離しても ほどけない縄を なうことができました!

「やったー!できた~!」「つなひきしよ~う!」
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「なわを なえてたのしかった~!」「できないとおもったけど、できたよ!」
「もっと もーっとつくりたい!」「りっぱな なわに しようよ!」「ひっぱっても ちぎれない なわが いいね!」
・・・と、縄をなうことへの気持ちが、更に高まった なわをなうかえるのなかまたち。
これからも、このなかまたちと一緒に、縄をなう生活を深めていきたいと思います。