「あしたもさ、うなぎさんであつまりたいなぁ・・・」
この言葉は、初めてクラスを離れ、縦割りの生活をしている4歳のクラスの男の方が、伝えてくれた言葉です。彼は、新しい生活に、とてもドキドキしながら、涙を浮かべて過ごしていたのです。ですから、この言葉を、彼から聞いた時の嬉しかったこと。仲間で過ごす時間と共に、うなぎの仲間との生活が心地の良い場所に変わっていったのでしょう。
- - - - - - - - - - - - - - -
そんな風に、初顔合わせの日から、毎日のように、気持ちを寄せ合って、スイミーの仲間と過ごしている4歳5歳のこどもたち。
それぞれの仲間が、海でどんな生活をしているか、どんな風に表現しようか、話し合ったり、実際に作ったりしている毎日。
そんな仲間ごとの様子です。
スイミーの仲間「だいぶ、くろくなってきたよ。」
2人3人で1匹のスイミーになることになり、力を合わせて、スイミーをつくっています。
あかいさかなの仲間「よーし、はるぞー!」一人ずつのおめんをつくっています。
「みてみて!」
染めた布を持って、早速くらげになっています。
いせえびの仲間「いい?いくよ!」
9人全員で、1匹のいせえびになろうとしています。
「うーん、むずかしいね。」「どうしようか・・・」
話し合いは、続きます。
うなぎの仲間
「ひとりいっぽんぼうをもって、ながいかみをぼうにつけたら、いいとおもうんだ!」
「おおきさがわからないから、しょうぶこうえんにいこうよ!」と、みんなでしょうぶこうえんへ・・・「うわー、ながーい!!」
長さも決まり、作り方も決まって、早速、うなぎの模様をつくることに。「しましまにしよう!」
みたこともないさかなの仲間色を染めているところ
貼っているところ
「おおきいから、すぐのりがなくなっちゃうよ。」
まぐろの仲間一人ひとりの中にあるまぐろを絵にしてみました。
つきほしのあかいさかなの仲間たちも、教えてもらいながら、お面づくり。
まぐろにたべられないようにするにはどうしよう・・・と、みんなで、真剣に考えています。