3月・・・。
1月2月と、こどものむらをめいっぱい生きたこどもたちが、新しい世界に向けての生活を創っていこうと話し合いを始めたところでの休園。
その生活を積み重ねることは、かないませんでした。
それでも、こどもたちと過ごせた4日間という時間は、今となっては本当に貴重な時間でした。
その中で、うめぐみ、つきぐみのこどもたちから、卒業していくうみそらのこどもたちに、「いままでありがとう」の気持ちを伝えたくて、中庭に来てもらいました。
「うみぐみさん、そらぐみさん、いままでありがとう。」
「こちらこそありがとう。」
そして、うみそらのこどもたちが、歌を聞かせてくれました。
春の暖かい光の中で、うみそらのこどもたちが、本当に大きく、まぶしいほどに輝いていました。
ー みんななら、どこにいってもだいじょうぶ ー
未来に向かって、力強く歩もうとしている姿を見せてもらったような気がしました。
と同時に、当たり前にすごしていた日常が、当たり前ではないということ、みんなで過ごせることがどれほど幸せなことかということを、改めて感じさせてくれた時間でした。
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3月20日 卒業の日
うみぐみ22名 そらぐみ23名
別れを惜しみつつも、これからの生活に希望をもって、笑顔で巣立っていきました。