冬休み前から、こどものむらの生活を楽しみにしていたうみぐみの仲間たち。3学期に入って、みんなでこどものむらのお話をしていると、つきぐみさんは、こどものむらのことを何も知らないことに気づきました。
「おきゃくさんとしてきてもらおうよ!」
「ぼくたちのなかまでたいへんなときにおてつだいしてもらう?」
「じぶんたちもいろいろつくったりしたいんじゃないかな?」
「むらにいるとき、ぜったいおなかすくよね!?」
「れすとらんなら、あまいものも、しょっぱいものもあるよ!」
「れすとらんおねがいしたら、いいんじゃない?」
その頃、うめぐみさんでも、こどものむらのことを思い出して・・・
「あ!つきぐみさんにおしえてあげないと!!」
「こどものむら きてねっていう?」
「こどものむら いっしょにしよう がいいよ。」
「おいしいひろばしてもらう?」
「まえ、したよね!」
「もういっかいしたいなぁー」
「うみぐみさんにそうだんしよう!!」
すると、ちょうどうみぐみさんがきてくれたので、さっそく相談しました。
こどもたちから、つきぐみさんにお願いするのに、「れすとらん」か、「おいしいひろば」か、悩んでいると、
「ふたつをあわせて、おいしいれすとらんは、どう?」
「いいねー!!」
翌日、つきぐみさんにお伝えしに行きました.
\\\\\ こどものむら いっしょにしよう!!/////
「いいよー!!」
「こどものむらってなに?」
「なかまでわかれて、たのしいことしたり、いろいろつくったりするんだよ!」
「どこでするの?」
「ようちえんでみんなでするんだよ!」
「つきぐみさんには、おいしいれすとらんおねがいしてもいい?」
「いいよー! がんばるね!」
と、嬉しそうに引き受けてくれたつきぐみさん。
さあ、幼稚園中のみんなで創り上げていく、こどものむらが始まります。得意なこと、好きなこと、それぞれ違う仲間が集まれば、十人十色の輝きが広がることでしょう。
これから創り上げていく生活がとても楽しみです。