初顔合わせの日から、話し合いを重ね、
ようやく1台目ののりものが完成しました。
ー1台ののりものが出来上がるまでー
こどものむらでは、仲間が行きたいところへ行けるように、のりものが走ります。
どんなのりものを作りたいか、考えるところから、お仕事が始まります。
「きょうりゅうののりものがつくりたい!」
「ティラノサウルスとか!ステゴサウルスとか! 」
かっこいいものが大好きな方たちの目が輝きます。
「でも…こわくて小さいかたはのりたがらないんじゃない?」
「みんなが乗りたくなるようなのりものがいいよ!」
「やさしいきょうりゅうがいいな」
話し合っている中で、
「これは?」と、見せてくれた絵本は・・・
『11ぴきのねこ どろんこ』
作 馬場のぼる(こぐま社)
お集まりで楽しんだ絵本でした。
「このきょうりゅうなら、みんな好きになるんじゃない?」
大笑いして、みんなで楽しんだ絵本。これには大賛成です!
そして、1台目ののりものは、11ぴきのねこのきょうりゅうのジャブのばすを作ることに決まりました!
早速、中庭で大きなダンボールに、きょうりゅう "ジャブ" を描き始めました。
「こんどはぼくがかくね」
代わるがわる鉛筆を持って、たくさんやり直しながら描きました。
ようやくできたきょうりゅうを形に切り、のりものの仲間みんなで色貼りです。
「もっとかみちょうだい!!」
「みて!だんぼーるぜんぜんみえなくなったよ!」
顔も、絵本を見ながら丁寧に貼り、何日もかけて、やっと完成でしました!
今や幼稚園じゅうの誰もが知っている、大人気ののりものになっています。
名前も話し合い、
『11ぴきのねこのどろんこ じゃぶばす』に決まり、ますます愛着を持って運転しています。