いよいよそれぞれの仲間での生活が始まりました。
初めて顔を合わせた日、それぞれのおへやでのこどもたちの様子を見てみましょう。
ーのりもののなかまー
「どうしてのりもののなかまになりたいとおもったの?」の、問いかけに・・・
「たのしいから!」
「ばらぐみのとき、ゆうびんきょくだったから、のりものやりたかったんだ!!」
「まえのこどものむらでのりものにのって、たのしかったから!」
「はやくつくりたいなー。」
こどもたちの熱い想いが一気に溢れ出てきました。
そして、その想いを絵にしました。
描き上がった絵を見ながら、仲間に伝え合うと・・・
「これは、にじのでんしゃ! たいようにあたると、
いろがかわるんだよ!」
「わたしのは、にじがかかっているとき、そのうえをはしるの。」
「これは、おばけでんしゃ!」
「ぼくのは、つちほるでんしゃ!」
「これは、めいろのくるま!めいろのなかをはしれるの。」
「ゆきでんしゃ!ゆきのなかでかくれんぼするの!」
「たくしーのほうがいいよ!おきゃくさんをいろんなところにつれていけるから。」
こどもたちから湧き上がる想いが、これからどんなのりものになっていくのか、楽しみです。
ーあそびのひろばのなかまー
少し緊張した様子のこどもたちに、
「どんなあそびがしてみたいのか」お聞きしてみると・・・
「かるた!」 「かざぐるま!」
「びゅんびゅんごま!」 「すごろく!」
「だるまおとし!」 「とらんぷ!」
「そめものやさんもしたいなあ!」
「ぬいものやさんも!」
と、それぞれの大好きな遊びやしてみたいことが、
次から次へと湧き上がってきました。
外庭すべてを使って、あそびのひろばをつくれることが分かったこどもたちは、「おそとぜーんぶつかってもいいの??」と、
思い思いの広場の世界が少しずつ浮かんできたようです。
さっそく次の日、「かざぐるまをつくりたい!!」
と伝えてくれた方たちとかざぐるまを作ってみることに・・・。
どんな仕組みでどうやってできるのか、本とにらめっこしながら、自分たちなりに考えて、ようやくかざぐるまができました。
今は、色や形、大きさを変えて研究したり、遊ぶ方法を考えたりして過ごしています。
ーたのしいことをおみせするなかまー
「がっそうが、だいすきなんだよ!」
「げきがしたい!」
「わたしはうたがだいすき!!」
「おもしろいことがしたいなー。”てじな”とか!!」
「わたしは、たのしいことをおみせしたくて、このなかながいいなっておもったの。」
「たのしいことをおみせして、つきほしさんによろこんでほしいんだ。」
みんなで初めて顔を合わせた日、一人ひとりが言葉にして伝えてくれた想いです。
今は、仲間で集まるたびに、歌を歌ったり、楽器を楽しんだり、リズムあそび、影絵あそびなど、まずは、自分たちが、楽しいことに出逢っています。
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♬子供の村 北原白秋
2.子供の村は 垣根なぞ よそよ
ほんとに よそよ
草花 野菜 あっちこっち植えて
すず風 小風