\\\ にじいろの わくわくいっぱい したてやさん ///
先日、したてやのなかまの名前が決まりました!!
「したてやさん、かいてんでーす!」
「ならんでくださーい!」
「ぽすとは、こっちだよ!」「ここに、いれてくださーい!」
「なにがつくれるの?」「おへやにかざってあるのをみてね!」
「あかいまふらー、ちゅうもんはいったよ~!」「つくろ~う!」
「まんとが、にんきだね!」
いよいよ、幼稚園中の仲間から注文を受け付け始めた、したてやのなかまたち。
やる気に満ち溢れている子どもたちは、毎日のようにお仕事に励み、大忙しな日々を送っています!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
時は少し遡り、初めて開店した日のおあつまりでのことー。
「きょう、したてやさん かいてんしてみて、こまったことあった。」
「おきゃくさんがたくさんきて、わからなくなちゃった・・・」
幼稚園の仲間からの注文を待ちわびていた、したてやのなかまたちでしたが、いざ開店してみると、
注文の多さに驚いてしまったようです。
そこで、「みんなは1つのものを仕立てるのに、どれくらいの時間がかかるかな?」とお聞きしてみるとー
「たくさんかかる!」 「ふつかとか、みっか?」
「だから、いっぱいきたら、こんがらがっちゃう!!!」
「じゃあ、ちょっとずつ、かみ(注文用紙)をだすのは?」
「でも・・・おわちゃって、かなしいかたもいたよ・・・。」
「ぽすと、あしたも だせばいいんじゃない?」
「また、かいてんしよう!」
「あと、2こ ちゅうもんしていたかたも、いたよ!」
「どっちもつくってあげたら?」「2つまでとか?」
「ぜんぶできるかな~?」
「みんなが 2つちゅうもんしたら、また、こんがらがっちゃうよ!!」
「う~ん・・・」
「こころにきめた1つに きめてもらうのは?」
丸くなって顔を見合わせ、「これはどう?」「でも・・・」と話が一進一退を繰り返しながらも、
仲間の声に耳を傾け、自分たちで考え、より良くなるように・・・と長い間、話し合いが続きました。
その結果、決まったことが、
◎お客さんが心に決めた1つを、注文してもらうこと。
◎1日に出す注文用紙の枚数は、相談して決めること。
次の日から、したてやのなかまで相談をして、注文用紙を準備し・・・いざ、開店!
「きょうは、いそがしそうだから、ちゅうもんのかみは10まいにしよう!」
「つみきのおへやで、かいてんしてまーす!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みんなの欲しいものを、じっくりと設計図を見て、自分たちの手でつくりあげる中で、
「ここは、こうしようよ!」「うーん・・・」
「じゃあ、こうするのは?」「いいね!」
・・・と頭を悩ませつつも、それすら楽しんでいるように思います。
そして、自分たちのつくったものが形になる喜びが、子どもたちの表情を輝かせ、
また、“みんなに よろこんでもらいたい!”という真っすぐな気持ちが、
今の子どもたちの原動力になっているのではないかと思います。
開店し、注文を受け付けて、仕立てる・・・
仕立て屋の楽しさが詰まった生活の真っ最中ですが、まだまだ創る生活は続いていきそうです!