にじいろの窓がついた雲ののりものを、あっという間に完成させると、すぐに乗り込み、幼稚園中を駆け回る姿があります。
そして、つくる生活と同時に進んでいたのが、2台目、3台目に、どんなのりものをつくるか・・・の話し合い。
「うみのなかにいけるのりもの、つくりたい!」
「さめ!」「きんぎょ!」「まぐろ!」「たい!」
「なかにわを、うみにするのは、どう?」
「『うみのがくたい』みたいな、すごくおおきいの、つくりたい!」
「やっぱり、たからさがしも、したいな・・・」
と、海の中を動くのりものがつくりたい様子・・・。
そこで、絵本『きんぎょがにげた』(五味太郎/年少版)や、『さかなはさかな』(レオ=レオニ/谷川俊太郎・訳/好学社)、
『スイミー』(レオ=レオニ/谷川俊太郎・訳/好学社)など、魚や海がテーマの絵本に何冊か出会いました。
そんななか、『スイミー』を読んでいたときのことー。
「やっぱり、まぐろ、おおきいな~!」
「あかいさかなとすいみーで、おおきいのりものつくるのは?」
「すいみーをさがすとか?」
「まぐろにのって、すいみーをさがすのはどう?あかいさかなは、はずれにしてさ。」
\\ いいね~! //
「あかいさかなをおおくつくらないと!」
「はずれだもんね!」
「はさみやさんしたい!」
と、絵本の力を借りて、宝探しができて、海の中を動くこともできる乗り物のかたちが見えてきました!
はさみやさんで、スイミーやあかいさかなを作ると、すぐに隠しに行き、スイミー探しが始まりました。
始めは、のりもののなかま数人で楽しんでいたのですが、ほかの仲間にも広がり、エプロンの色が混ざり合いながら、関わる姿がありました。
作ることも好きだけれど、何よりも楽しいことが好きな、のりもののなかまたち。
みんなに楽しんでもらうために、まずは自分たちが楽しむ・・・。そんな時間を大切にしていきたいです。
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「ちょうちょ、つくりたい!」
「むしのでんしゃ~!」
「どうぶつがいいなぁ~」
こんな話し合いを繰り広げながら決まった3台目ののりものは、果たして、何になったのでしょうー!?
次回もお楽しみに~!