先日、初めて、れすとらんを開店し、実際にお客さんを呼んでみたことで、今までは気づかなかった いくつもの “ 困ったこと ” に出会った つきぐみさん(3歳のクラス)。
『 みんなで ほんもののれすとらんに いってみよう! 』
と話し合った日から、「きょう、れすとらんのひ?」「はやく、れすとらんにいきたいな~!」と、とても楽しみにしていました。
そして、迎えた当日ー。
なんと、お休み0人!いつもは、少し時間がかかってしまう おあつまりも、あっという間にぎゅっと集まり、わくわくした気持ちでいっぱいで出発しました。
レストランに到着すると、初めての場所に緊張した様子の子どもたちでしたが、そんなみんなを温かく迎え入れて下さり、早速、厨房の中を見せていただきました。
「これは、パスタを茹でる時に使います。」
「わあ~!」「あつそう・・・」「おおきい!」
「これは、お肉を焼いたり、お魚を焼いたりする時に使います。もうひとつ、ピザを焼く時に使うオーブンもあります。」
「わたしのいえにも、おーぶんあるよ!」
「ぴざ、たべたことある~!」
子どもたちは、見たことのないものばかりの厨房に興味津々。目をきらきらと輝かせていました。
厨房を見させていただいたあと、お聞きしたかったことを尋ねてみました。
「おきゃくさんがいっぱいきすぎたら、どうしますか?」
「『ちょっとだけ外で待ってもらっても良いですか?』と聞いています。その間に、みんなで協力して一生懸命 綺麗にしてから、次のお客さんをいれるようにしています。」
「どんなおしごとが、ありますか?」
「レストランには色々なお仕事があります。まず、メニューを見せて、お客さんに『何が食べたいですか?』と聞く係があります。お客さんの食べたいものが決まったら、中でコックさんが作ります。料理をお客さんのところまで運んでいく係もあります。」
「どうしたら、おきゃくさんが よろこぶりょうりが つくれますか?」
「みんなで考えます。『何を入れたら美味しいかな?』『何を入れたら色がきれいかな?』と考えて、みんなで一生懸命にすると、美味しい料理ができます。」
「どんなきもちでつくったら、おいしいりょうりが できますか?」
「料理を作る時は、いつも『美味しくなあれ、美味しくなあれ』と思いながら、作っています。みんなも、そうやって思いながら作ると、美味しくなるよ!」
子どもたちからの質問にひとつひとつ、丁寧に答えてくださったレストランの方々。お忙しい中、快く迎え入れて下さり、本当にありがとうございました。
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「ねえねえ、まだ、のみもの つくってないよ!」
「れすとらんのなまえは、どうする?」
「『おいしくなあれ!』ってつくったら、おいしくできるっていってたよね!!」
「わたしは、『なにたべますか?』ってきくかかりになりたいな~!」
「こっくさん、ぼうし かぶってなかったね。」
「でも、ぼくは、ぼうしもほしいな!」
「はやく、おきゃくさん、こないかなぁ♪」
実際にレストランに足を運び、お話を伺ったことで、ますます、やる気が満ち溢れたつきぐみさん。
見学から帰ってきて、お弁当を食べ終えると、早速、お仕事に励む姿もありました。
次は、どんなおいしいものが出来上がるのでしょうー。
一から創る楽しさを味わいながら、これからも、むらの生活を深めていけたらと思います。