こどもの日を終えてからの5歳の子どもたちは、
やりたいことにあふれた毎日を過ごしていました。
みんなでお弁当を持って遠足に出かけたり…
「はっぱのおうちみたいでしょ。おべんとう いただきま~す」
ふとした気づきから、紙づくりにも挑戦しました。
「かみって なにからできてるのかなあ?」
「かみのけ じゃない??」「え~??!」
「じゃあ みんなでつくってみようよ」「「いいね~」」
拾ってきた木の枝やお花をトントンたたいてみたり…
水に浸してみたり…
色々試してみますが、なかなか思ったようにはいきません。
毎日材料になりそうなものを拾ってきては、試してみる日々が続きました。
そんな中、絵本を通して 紙は木の繊維からできていることに気が付いた仲間たち。大工さんや紙漉きの職人さんとの出会いもあり、約一カ月半かかってようやく、字や絵が書けるような紙を作ることができました。
↓和紙の材料となる 楮(こうぞ)の木をぐつぐつ煮たもの
皮をはがし、叩いて繊維を柔らかくします
紙を漉くための枠も 自分たちでつくりました
子どもたちが作った紙です。
大工さん、紙の職人さん、枝を切らせてもらった楮の木に
お手紙を書きました。
初めから大人が答えを示していたら、同じような結果にはならなかったことでしょう。
一人ひとりの興味と、みんなで何か楽しいことをしたいという強い気持ちが 仲間たちを突き動かしていました。
7月30日(土)、8月27日(土)の入園説明会でも1学期の様子を
ご紹介いたします。
ぜひ、聞きにいらして下さい。お待ちしております。