野菜や果物の皮を煮て、いろいろな色を発見したうみそらさん。

ところが何日か経つと、布の色が薄くなっていったり、茶色っぽくなったり…
「もっと きれいないろを だしたいな」

そんな時、

IMG-4523『草や木のまじゅつ』(福音館書店)の本を読んでいて、
「ばいせん」という言葉に出会いました。

 

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はっしょくを よくする ってどういうこと?」
いろが きれいにでる ってことじゃない?」
「やってみたい!」
「そめものの めいじんにきいてみるのは どう?」

 

そこで、染め物の名人をお呼びすることにしました。
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よもぎや どくだみの葉で染めたものを、
みょうばん・鉄・銅などで媒染する様子を見せていただきました。

「きれいな いろ!」「まほう みたい」

名人の方からは、媒染の方法だけではなく、草木から色を出すということは、
植物から“いのちをいただく”ということ、

  “いのちを 色に変えて 残すこと” だと伝えていただきました。

 

 

煮ただけでは出なかった新しい色との出逢いに、目が輝いた子どもたち。

「ぜらにうむ を みょうばんばいせん してみよう・・・」

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「たまねぎを てつばいせんしたら ねずみいろに なった!」

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「みょうばんばいせん すると、きいろ!」
「これ、なに ばいせん かな?」
すっかり"ばいせん"という言葉が身近になりました。