「はたがしらを つくりたいから!」「ぼくは、おおきい はたがしらを もつんだ~!」
「ほらがい(ほら貝)も ふいてみたいんだ!」
・・・と、それぞれ『かえるのつなひき』の絵本を読む中で、はたがしらをつくるかえるに魅力を感じ、集まってきたなかまたち。

「はたがしらって、なんだろうね・・・?」
「えほんには、あがりって、かいてあるね!」
「ひらひらしているのでしょう?」
「この いちばんうえの ところじゃない?」
「はたがしらっていうのは、りーだーっていうことなんだって!」
「え・・・でも、はたがしらをつくるんだよね・・・!?」
はたがしら(旗頭)には、いくつか意味があるようでーーー
◎集団を率いる者・リーダーのこと
◎旗の一番上の部分
◎沖縄の伝統的な旗(沖縄の祭りや つなひきで 村のシンボルや 守り神として掲げられる 大きな旗のこと)
どうやら、子どもたちの言っていたことは、どれも合っていたようです!
はたがしらが どういうものなのか分かり、早速、はたがしら をどう作るのか・・・みんなで考えはじめました。
「この や みたいなところは、だんぼーるを つかったら どうかな?」
「しゅりけん みたいなところは、のりやさんで かみを ちぎってはって・・・」
「たこ みたいな ひらひらも つけたい!」
「いり とか あがりは、すみで かいたら いいんじゃない?」
これまでの経験から、どのように はたがしらを作るのか、アイデアが止まらない様子のなかまたち。
絵を描くことが好きな方が下絵を描き、はさみで切るのが好きな方が大きな丸を切ったり・・・と、みんなで力を合わせながら、はたがしらを作る生活が始まりました!




他のかえるのなかまに比べて人数が少ないのですが、だからこそ、ぎゅっと輪になり、みんなで1冊の絵本を覗き込みながら、かえるのつなひきの世界を膨らませています。
ほらがいを吹いてみたい方とも、絵本と にらめっこしながら、どのように形にするのか相談しながら作っている最中です・・・!
これからの生活も、どうぞお楽しみに~!