ある日、4歳のクラス・うめぐみの仲間で、絵本『くれよんのくろくん』(なかやみわ さく・え/童心社)を読みました。

新品のまま使われずに 退屈していた くれよんたち。
ある日、箱を飛び出すと、まっしろな画用紙がありました。
心躍らせた くれよんたちは、思い思いに 絵を描き始めますが・・・。
この絵本は、最後、まっくろになった画用紙にシャープペンをすべらせると、黒いクレヨンが削れて、下に塗ってあった クレヨンの色が浮かび上がるのです・・・!
うめぐみの子どもたちは、「ぼくも、してみたい!」「わたしも~!」と目を輝かせていました。
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次の日、早速、みんなで「くれよんのくろくん」たちと同じことをしてみました。

「なにいろに しようかな~?」「ぼくは、むらさき!」まずは、画用紙に好きな色で塗ります。

「まっくろ~!」好きな色で塗ったあと、黒のクレヨンで塗り込みます。

集中していますね!

「みてみて~!いろんないろで ぬったよ!」

黒で塗り終わったら、つまようじで好きな絵を描きます。

「ぼくは、でんしゃを かいたよ!」

力強く塗っていますね!

「なにを かこうかな~?」

画用紙も、子どもたちの手も・・・「まっくろ~!」

「きれ~い!」「にじ みたいだね!」と嬉しそうな表情のうめぐみさん。
「たのしかった~!」「もういっかい かこう!」・・・と、繰り返し楽しむ姿がありました♪
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1冊の絵本との出会いから広がる遊びの世界ーーー。
これからも、絵本を通して、より豊かな生活を 子どもたちと味わっていきたいです。